住みよい社会の実現に 株式会社ダイカ

工法について

DKソイルキーパー工法の対策箇所はどのように決めるのですか?また、どのような現場で適用されていますか?

切土斜面や崩壊跡地で緑化が推奨される斜面において、浸食に弱い土質(砂質土など)の斜面での適用性が高いです。

DKネットはどのような梱包(納品)になりますか?

幅2.7m×長さ15.0mのものをロール状に梱包しています。
重さは大目合で約24kg、小目合で約30kgです。
長物でたわんでしまうため、ユニックなどで吊って荷下ろしすることは困難であり、全て手で荷下ろしする必要があります。

設計について

DKソイルキーパー工法のアンカー配置はどのようになっていますか?

DKソイルキーパーのアンカー配置は、縦2.0m×横2.0mの千鳥配置を標準としています。

DKソイルキーパー工法は設計計算を行いますか?

DKソイルキーパーでは抑止工としての設計計算は実施しません。

DKソイルキーパー工法に使用するアンカーの長さはどのように決めるのですか?

想定している浸食を受ける深さよりも深く根入れすることを前提としています。

施工について

支圧バネとDKネットの連結はどのようになっていますか?

DKソイルキーパー工法の効果を発揮するために、支圧バネとDKネットは絡める必要があります。

〇参考写真

DKネットの敷設時に注意する点はありますか?

DKネットは、下図の赤枠部のように端部のアンカーから縦横20cmを確保して地山に密着させるように敷設します。

ネットの端部ギリギリの箇所にアンカーが配置されないように気を付ける必要があります。

〇参考図面

DKネット同士はどのように繋ぐのですか?

縦方向・横方向ともに、結合コイルを用いて繋ぎます。
結合コイルは1.0mにつき1個取り付けます。

DKネットのラップ幅は何cmですか?

DKネットのラップ幅は20cmです。

DKソイルキーパー工法において、植生マット等の併用は必須ですか?

切土斜面や崩壊跡地、浸食に弱い土質の斜面などを対象と想定しているため、
植生マット等を併用し、表土の浸食防止効果を高めることを標準としています。