取扱商品

コンクリート補強材

モルタル・コンクリート補強用繊維 クラテック®(ビニロン繊維)

ビニロン繊維とは
ポリビニルアルコール(PVA)を原料とした合成繊維で、汎用繊維と比較して高強度・高弾性率・セメントとの高い密着性・耐アルカリ性を備えた高性能繊維です。
▲割裂強度試験後の分裂状況(架橋効果の実験)

上写真は、コンクリートの中にクラテックを添加した供試体に対して強制的にひび割れを導入し、ひび割れ開口部の架橋効果を実験した様子です。

ひび割れた供試体を持ち上げても、繊維により繋ぎ止められ供試体は分裂落下せずに耐えています。

法面モルタル補強用ビニロン <クラテック®> RFD400H×18 Netis登録番号:CG-230017

ビニロン繊維を用いての法面吹付は、1991年(平成3年)より全国各地のモルタル吹付工事で活用されています。クラテック®は、ラス金網の代替(省くこと)が可能な繊維として長年使用されてきました。

特長
・セメントと化学的に接着するため、架橋効果を発揮します。
・有機繊維のため、発錆する事がないので美観を保つことが出来ます。
・吹付時の跳ね返りが少なく、安全に施工が可能です。
・ラス金網設置を省くことで、施工の省力化と工期短縮が可能です。
〈施工時〉
〈施工後10年経過〉
分散性の向上
クラテック RFD400H×18は、従来品であるクラテックRFS400×18に比べ、収束形状を維持することで均一に分散するよう改良が図られました。
〈収束形状を維持〉
〈均一に分散〉
その他クラテック®の用途例
クラテック®(RF4000×30)の高い引張強度・引張弾性率により無筋化・土間の薄層化が可能で、またコンクリートの応力集中によるひび割れを分散させます。
工期の短縮やトータルコストの低減を図ることも可能です。
〈クラテックF4000×30〉
〈土間コンクリート工〉