取扱商品

高耐久STKネット

〜金網に代わるポリエステル製亀甲ネット〜

NETIS（国土交通省新技術情報提供システム）登録
QS-030075-V（掲載終了）

落石防護網に使用されている一般的な金網は、防食加工が施されていても塩害、火山性ガス、排ガス、酸性雨、積雪等の影響でさびが発生し、取替えや美観維持に費用がかかっています。

高耐久STKネットはポリエステル製であるためさびに無縁であり、また、重量は一般金網の約1/5と軽量で作業性、施工性にも優れています。

特長

耐腐食性
ポリエステル製の高耐久STKネットは海の中での生簀網として35年以上の実績があり、海岸積雪地帯の塩害、火山地帯等の酸性の強い場所にも最適です。

耐候性
紫外線等にも強く、屋外暴露状態でも劣化しません。

軽　量
高耐久STKネットの重量は、一般的な金網（φ3.2mm×50mm×50mm）の約１/5（560g/m²）と軽量で機械作業が困難な場所での作業の効率化と安全性が確保できます。また、重機での作業による環境汚染の軽減に役立ちます。

耐破網性
高耐久STKネットは亀甲型2回捻りで編まれているため連続破網が起こらず、一部分の破れに対しては同じ高耐久STKネットを当て網として取り付けることで簡単に補修ができます。

経済性
塩害地帯や火山地帯等では、一般金網の耐久年数は5～12年ですが、高耐久STKネットは60年以上の耐久性があります。長期的なコスト削減という観点からコスト縮減対策に合致します。

リサイクル性
高耐久STKネットは環境化学製品です。使用後はプラスチック材として再利用ができます。

その他特性
透過性に優れており、金網特有の光の反射という問題がありません。また、金網よりも耐屈曲性や耐摩耗性に優れ、電気絶縁性を有しています。

使用事例

落石防護柵
通常の金網では錆びてしまう火山地帯のような現場でも
網の取り換えコストが掛からず経済的です。

覆式落石防止網
塩害が懸念される離島などの海岸沿いでも
紫外線劣化せず、
STKネットは長時間強度を維持できます。

法面保護工
通常の金網と比較し重量が約1/5程度と軽量な為、
人力施工しか出来ない住宅地等、狭隘な現場での施工に適しています。

石垣防護網
透過性が高く景観を損ねない上に、サビ垂れが無い為に
文化財を汚したり傷つける心配がありません。

石積擁壁防護工
軽量で錆びないSTKネットと鉄筋挿入工（鉄筋＋プレート＋キャップ）を
併用して石積擁壁を補強しています。

橋梁フェンス取替工
経年劣化で錆びてしまった金網の取替えに、高い耐久性を持ち
施工性に優れるSTKネットを使用しました。

製品規格

品名	素線径（mm）	ピッチ	対辺距離
高耐久STKネット大目合2.5	2.5±0.12	50±4.0	ピッチの1.2倍未満
高耐久STKネット大目合3.0	3.0±0.14	50±4.0	ピッチの1.2倍未満
高耐久STKネット大目合3.5	3.45±0.18	50±4.0	ピッチの1.2倍未満
高耐久STKネット小目合2.5	2.5±0.12	40±2.0	ピッチの1.2倍未満
高耐久STKネット大目合3.0	3.0±0.14	40±2.0	ピッチの1.2倍未満